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過労自殺と介護殺人とイジメによる自殺に、実は共通があった

このイラストを見たことがありますでしょうか。
執筆したのは、広告制作会社に勤務していたときに「うっかり自殺しかけた」経験をもつフリーのイラストレーター、汐街コナさん。電通社員の過労自殺を受け、「過労自殺への道は本人の意思とは関係なく繋がってしまう。早い段階での対処が必要だということを、本人にも周囲にも知っておいてほしい」との思いで描いたそうです。そのことを伝えようとツイッターに投稿された漫画が、大きな反響を呼んでいます。

 

参考:pic.twitter.com/dzqLFZB8Db

「洗脳前に動くのが大事だ!(会社に)洗脳されかかってたらとにかく寝るのが大事だ!」
とおっしゃっていますが、「寝ることで解決するなんてそんな簡単なことじゃない」と思われるかもしれません。

これは「具体的に誰でもできる冷静に考え直すきっかけ」として
寝るのが大事だとおっしゃっているのだと思います。
いきなり「まずは精神科に相談して…」と言われても言い訳が並ぶことを想像しているからでしょう。
「時間がない」「そこまで自分は追い詰められていない」「大それててそこまでは行動できない」
そんな言葉の前に「まずは寝ることが大事だ」と提案しています。

 

電通での過労自殺した高橋まつりさんは、最長で月130時間の残業などの労働環境下で勤務していたことが明らかとなっています。

眠りたい以外の感情を失った

日本一の頭脳を持つといっていい東大卒の彼女ですら、月130時間の残業をすると正常な判断ができなくなるのです。

それくらい睡眠時間というのは人間にとって大事なのですね。

過労自殺の報道があると「死ぬくらいなら辞めればいいのに」という意見が相次ぎます。

だがそんな判断力すら失ってしまうのが過労の恐ろしさ

 

投稿したときには「『こんなことになる人がいるの?』という懐疑的な感想がくると思っていた。」そうですが実際には同じ状況を経験したと共感する声が多く、リツイート(Twitter上での拡散件数)は13万超。「皆、頑張り過ぎているのでは」と心配していました。

汐街さんは転職して事務職に就き、その後家庭の事情で退職。現在は主婦をしながら、ホームページを開設してゲームキャラクターのデザインなどを請け負っている。漫画のラストはこんな言葉でしめくくった。「世界は本当はひろいのです 忘れないでください。」

この方が最後に言っているように「こうでしかない」という狭い視野ではなく、可能性を模索してください。

というメッセージだと理解できます。

 

では、イジメで自殺するような子はどんなことを考えて命を絶ってしまうのでしょうか。

小学6年生が遺書を残して自殺した問題をご紹介します。

この男子生徒は友達に相談をしていました。

しかし、親には心配をかけさせたくないからなのか、自殺前に遺書を見つけた家族が「いじめ大丈夫か、お前」と尋ねたところ、

大丈夫、大丈夫。冗談だ」と答えたとそうですが、数日後、地下鉄のホームで自殺してしまったのです。

何故、いじめを親に隠すのでしょうか?どんな心理状態なのか探っていきたいと思います。

これからイジメられた子どもの心理についての記述が続きますが、ぜひ心では介護と照らし合わせて読んで下さい。

 

まず、「自分という人間がいじめられている」ことを認めづらい

いじめられているという事を認めることはどういったことなのか。

それは自尊心を痛めつけられ、心が傷つく行為です。

多少の嫌がらせなら親や友達に強がっている姿をみせてきた人もいるのではないでしょうか。

 

大人でも会社で嫌がらせを受けたり、悪口を言われても、大切な人には知られたくないと思い、内緒にした経験はないでしょうか?

 

大人ですら内緒にするのに、未熟な子供ならなおさらです。

小さい頃は「親に褒められる」為に頑張るもので「テストでいい点をとった!」「逆上がりができた」「先生に絵を褒められた」すべてを親に報告をしますよね。

 

親から「がんばったね。」「えらいね」と言われると、また頑張れるものです。

 

親の前で「優秀な自分」を演じたいのが子供でしょう。かわいいものです。

優秀な部分は親にたくさん報告をして、優秀でない部分は親に隠す子供もたくさんいるではないでしょうか。

 

「弱い自分」「劣っている自分」など見せたくはない。

いじめられても親に隠す心理をまとめてみます。

・弱い(かっこ悪い)子供と思われたくない
・自分の中でもかっこ悪い自分を認めたくない
・自分がいじめられる理由を分かっている 
・親に心配かけさせたくない 
・いじめがエスカレートしてしまう事への恐怖
・いっても解決しないというあきらめ。

などが考えれます。

しかし、悪い事にこういった思考状態の人はひたすら我慢をして、時間が解決してくれるのを待ち続ける傾向があります。

(いじめっ子とクラスが分かれる、卒業をするなど)

 

思考は停止状態でひたすら我慢をして閉鎖的になっていきます。

こうなってしまうとイジメはエスカレートしていく傾向が非常に強くなるのです。

 

 

 

<いじめられっ子の心理>

私は昨今話題になった「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉のとおり、もしいじめにあったら親に本気で相談して

「引っ越してしまえばいいのでは」と考えていました。しかしどうやらイジメ自殺をする子の心理は少し違うようです。

いじめられっ子の攻撃性について

 

いじめられっ子は、けして心清い優しい子だけではなく、むしろいじめっこに負けない強い攻撃性を胸に秘めている場合が多いそうです。 

 

そもそも自らの命を盾にいじめた相手や社会に対して一矢むくいてやろうという想いもあるそうで、かなり積極的かつ強力な攻撃性です。

「自分が自殺することによって、遺書がニュースになり、いじめてた人達が大変な目に合って、そして、泣いて欲しい」

 

なるほどと思う反面、これは間違った攻撃性ですね。

「命以上に大切なものなど存在しない」あまりにも、不釣り合いな仕返しと反撃です。

 

大人ができること。

正しい判断基準をまだもっていない人たちが集まるのが学校です。

いろんな人間に影響されて子供たちは迷いや間違いを犯しますが、間違い自体は子供の成長の為にいいです。

しかし1番影響力あるのは身近な親との会話でしょう。

今は1人の夕食(孤食)をとる子供たちが多く、夜勤や残業といった仕方ない理由もあります。

しかし、できるだけ子供との時間は作っておくべきで、親からしたら「いじめ自殺」など耐えられない苦しみになるからです。

 

過労とイジメ自殺の事例と心理についてまとめてきました。

それは、介護殺人で愛する人を自分の手にかけてしまう人も同じような状況に陥っていると客観的に思うからです。

過労自殺のように『介護疲れで寝る時間がない」→睡眠時間という脳を休ませる時間がなく、脳が休んでいないということは判断能力の低下が起こっている。

夜なかも介護をしていて考える時間もない→蟻地獄のように永遠に新たな一歩抜け出せない

 

イジメ自殺からは、息子や娘に相談や頼ることなんてできない

相談できる相手がいないからふたりでいつも食事をしている。

→思考は停止状態でひたすら我慢をして閉鎖的になっている。

→時間が解決してくれるのを待ち続ける傾向がある。

 

こんな人は要注意!

・仕事中や家に帰っても「忙しい」が口癖でついつい言ってしまう

責任感は強いと自負している

・相談するというより、自分で頑張ってしまうほう

 

 

睡眠時間を確保すること相談相手を持つことがいかに重要かが、過労自殺の件やイジメ自殺からもわかっていただけた方は多いと思います。

ぜひ時間を確保し、正常なあなたでいるために利用できる選択肢は増やしておいてください

その「いつものあなた」で向き合ってあげてください。

お願いですから決して「共に楽になろう」という考えにはならないようにしてください。

 

 

 

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